
せっかくお選びいただいた食パンを、最後の一枚までおいしく食べきっていただきたい。そのためにいちばんお伝えしたいのが「食パンは冷凍が正解です」ということです。結論から申し上げると、私たちつばめパンでは、当日か翌日中に食べきれない分は迷わず冷凍していただくことをおすすめしています。天然酵母と北海道美瑛産小麦100%で焼き上げた食パンは、保存料に頼っていないぶん、常温で長くもたせるより、早めに冷凍して風味を閉じ込めてあげたほうが、断然おいしいのです。
このページでは、私たちが日々店頭でお客様にお伝えしている冷凍のコツと、おいしく食べきる目安を、正直なところも交えながらご説明します。むずかしいことは何もありません。今日買っていただいた一斤が、一週間後もふんわり香るように、いっしょに準備していきましょう。店頭でも「一人暮らしで一斤は食べきれなくて」というお声をよくいただきますが、冷凍のコツさえ覚えていただければ、そうしたご心配はほとんど解消できます。
この記事のポイント
天然酵母の食パンは、常温で置いておくより冷凍したほうが風味を保てます。私たちは「買ったその日に切って冷凍」を基本にご案内しています。ここでは、切り方・包み方・解凍のちょっとしたコツと、食べきりの目安の日数をまとめました。難しい道具は要りません。ご家庭のラップと冷凍用袋があれば十分です。買っていただいたその日の五分ほどのひと手間で、平日の忙しい朝に焼きたてのような一枚が用意できます。
今日のおさらい:要点3つ
・食べきれない分はその日のうちに一枚ずつ切って冷凍(風味が落ちる前に閉じ込めます。目安は買った当日の五分ほどのひと手間です)
・冷凍のめやすは2〜3週間、常温は基本その日、冷蔵はおすすめしません(冷蔵はパンが乾いて硬くなりやすいためです)
・トーストは凍ったまま焼くのがいちばんおいしい(解凍せず、そのままトースターへ。いつもの焼き時間に一〜二分ほど足すのが目安です)
この記事の結論
・当日・翌日で食べきれないなら、常温放置より冷凍が正解です
・一枚ずつラップ+冷凍用袋で、乾燥とにおい移りを防ぎます
・食べきりのめやすは冷凍で2〜3週間、できれば早めに
・トーストは凍ったまま、そのまま焼くのがおすすめです
天然酵母の食パンを、冷凍がいちばんおいしい理由
食パンの保存というと「常温」「冷蔵」「冷凍」と迷われる方が多いのですが、私たちは自信を持って冷凍をおすすめしています。実は、いちばんやってはいけないのが「なんとなく冷蔵庫へ」なのです。ここを最初にお話しさせてください。理由をご理解いただくと、「なぜその日のうちに冷凍なのか」がすっと腑に落ちて、毎日の保存がぐっと楽になります。
常温はその日のうち、というのが正直なところ
私たちの食パンは、日持ちを優先した配合ではなく、焼きたてのおいしさを大切にした天然酵母のパンです。保存料を使っていないので、常温で置いておける目安は、正直なところ買っていただいた当日中です。特に気温が25度を超えるような夏場や、梅雨どきの湿気の多い時期は、翌日には風味が少しずつ変わってきますし、条件によってはカビの心配も出てきます。反対に、冬場の涼しくて乾燥した室内であれば、翌日の朝までなら風味を保ちやすい、という違いもあります。ですから「明日の朝までに食べきる」と決めている一枚だけを袋の口を軽く閉じて、直射日光の当たらない涼しい場所に常温で置き、残りはその日のうちに冷凍していただくのが安心です。置き場所は、コンロや炊飯器のそばなど熱と湿気がこもる場所は避けてください。
冷蔵庫をおすすめしない理由
「傷みそうだから冷蔵庫へ」と思われるお気持ち、とてもよく分かります。ただ、パンは冷蔵庫の温度帯(およそ2〜5度)でいちばんデンプンの老化が進み、水分が抜けてパサつきやすいのです。この温度帯はパンにとって、実は常温よりも硬くなりやすい「苦手な温度」なのです。せっかくのふんわり感が損なわれてしまうので、私たちは冷蔵ではなく冷凍をお願いしています。よくあるのが「冷蔵で二〜三日置いたらパサパサになってしまった」というご相談で、そのたびに「次はぜひ冷凍で」とお伝えしています。冷蔵庫は避けて、冷凍庫を使っていただく。この一点を覚えていただくだけで、おいしさがずいぶん変わります。
冷凍なら風味をそのまま閉じ込められます
冷凍のよいところは、焼きあがりのおいしさに近い状態で時間を止められることです。買っていただいた日の香りやしっとり感を、そのまま保存できるイメージです。一枚ずつきちんと包んであげれば、二週間ほど経っても、トーストにするとふわっと香りが立ちのぼります。お客様から「冷凍したのを忘れてたけど、焼いたら買った日みたいだった」とうれしいお声をいただくことも多く、私たちもいちばんおすすめしている方法です。実際、週末にまとめ買いをして平日ぶんを冷凍していらっしゃる常連のお客様も多く、「朝、凍ったまま一枚焼くのが習慣になりました」と教えてくださる方もいます。無理に食べ急がなくてよくなるのも、冷凍のうれしいところです。
ご家庭でできる、冷凍と解凍のコツ
ここからは、実際にどう冷凍して、どう食べるのがおいしいかを具体的にご説明します。特別な道具は必要ありません。ラップと冷凍用の保存袋、それだけで十分です。作業そのものは、慣れれば一斤あたり五分ほどで終わります。
買ったその日に、一枚ずつ切って包む
一斤やハーフでお買い上げの場合は、まずお好みの厚さに切り分けてください。四枚切り・五枚切りなど、いつも召し上がる厚さでかまいません。トーストがお好きな方は四枚切りの厚めに、サンドイッチにされるなら六〜八枚切りの薄めに、と用途で分けておくと後がとても楽です。切ったら一枚ずつラップでぴったり包み、空気をなるべく抜いて冷凍用の保存袋へまとめます。ポイントは「一枚ずつ」であることです。まとめて包んでしまうと、食べたい分だけ取り出せず、そのつど全部を解凍することになってしまいます。一度解凍したパンを再び凍らせると風味が落ちてしまうので、それを防ぐためにも一枚ずつが安心です。私たちは「切ってから包む」を強くおすすめしています。
平らにして、できるだけ早く凍らせる
包んだパンは、できるだけ平らに広げて冷凍庫に入れてください。重ねずに並べたほうが早く凍り、風味の落ちを抑えられます。金属のトレーやアルミのバットがあれば、その上にのせて凍らせるとさらに早く凍ります。急いで凍らせるほど、パンの中の水分が大きな氷の粒になりにくく、食感が保たれるのです。冷凍庫に入れる前に袋の口を閉じるときは、ストローなどで空気を抜くと、霜がつきにくく、においも移りにくくなります。香りの強い食品とは少し離して入れていただくと、より安心です。しっかり凍ったあとは、多少重ねて収納しても問題ありません。
解凍は「凍ったまま焼く」がいちばん
いちばんお伝えしたいのが解凍のコツです。トーストにされるなら、解凍せず凍ったままトースターへ入れてください。あらかじめ二〜三分ほど庫内を温めておき、凍ったパンを入れて焼くと、外はさっくり中はふんわりに仕上がります。厚みにもよりますが、いつもの焼き時間に一〜二分ほど足すイメージです。四枚切りの厚切りなら、いつもより長めを意識してください。逆に、電子レンジで長く解凍しすぎるとゴムのようになってしまうことがあるので、そこだけご注意ください。どうしても急ぐときは電子レンジで数十秒だけ様子を見ながら軽く戻し、仕上げをトースターで焼くと失敗しにくくなります。サンドイッチなど焼かずに召し上がる場合は、ラップのまま常温で十五分ほど(夏場は少し短めに)置いて自然解凍していただくと、しっとり戻ります。自然解凍後はその日のうちに召し上がるのがおすすめです。
よくある質問
Q1. 冷凍した食パンは、どのくらいで食べきればいいですか
A1. おいしく召し上がっていただくめやすは2〜3週間です。食べられなくなるわけではありませんが、時間が経つほど少しずつ風味は落ちていきますので、風味を大切にするなら早めがおすすめです。袋に日付をメモしておくと管理しやすくなります。
Q2. 冷蔵庫で保存してはいけませんか
A2. おすすめしていません。冷蔵の温度帯(およそ2〜5度)はパンが最も乾いて硬くなりやすいためです。常温で食べきれない分は、冷蔵ではなく冷凍をお願いします。
Q3. 切らずに一斤まるごと冷凍してもいいですか
A3. できますが、あまりおすすめしません。まるごとだと凍るのに時間がかかり、そのぶん風味が落ちやすく、食べたい分だけ取り出せません。切ってからの冷凍が便利です。
Q4. 解凍は自然解凍と焼くの、どちらがいいですか
A4. トーストなら凍ったまま焼くのがいちばんです。焼かずに召し上がるなら、ラップのまま常温で十五分ほどの自然解凍がしっとりしておすすめです。用途に合わせて使い分けてください。
Q5. 電子レンジで解凍してもいいですか
A5. 短時間なら大丈夫ですが、かけすぎると一気にゴムのような食感になりやすいです。数十秒ずつ様子を見て、仕上げはトースターで焼くのがおすすめです。
Q6. 常温では何日くらいもちますか
A6. 保存料を使っていないため、めやすは当日中です。夏場や梅雨どきは特に早めに、翌日に召し上がる一枚以外は、その日のうちに冷凍していただくと安心です。
Q7. 冷凍したパンに霜がついてしまいました
A7. 包みの隙間から空気が入ったサインです。味に大きな問題はありませんが、次回は空気を抜いてぴったり包み、袋の口をしっかり閉じると防げます。
Q8. 冷凍するとおいしさは落ちませんか
A8. 常温で長く置くより、早めの冷凍のほうが風味を保てます。買った当日に、香りを閉じ込めるイメージで冷凍していただくのが、いちばんおいしさを保つコツです。
Q9. トーストがうまく焼けません。コツはありますか
A9. トースターをあらかじめ二〜三分温めておき、凍ったまま入れて焼いてください。いつもより一〜二分長めが目安で、厚切りほど時間を足します。表面が乾きやすいときは、霧吹きで軽く水を吹いてから焼くとふんわり仕上がります。
Q10. 一度解凍したパンを、また冷凍してもいいですか
A10. おすすめしていません。解凍と冷凍をくり返すと風味も食感も落ちてしまいます。一枚ずつ包んでおけば必要な分だけ取り出せますので、食べきれる枚数だけ解凍してください。
まとめ
最後に、大切なところをもう一度おさらいします。
・食べきれない分は、その日のうちに一枚ずつ切って冷凍してください
・ラップ+冷凍用袋で、乾燥とにおい移りを防ぎます
・平らにして早く凍らせると、風味と食感が保てます
・食べきりのめやすは冷凍で2〜3週間、できれば早めに
・冷蔵はパサつきやすいのでおすすめしません
・トーストは凍ったまま、温めたトースターでそのまま焼くのがいちばんです
天然酵母と美瑛産小麦100%で焼いた私たちの食パンは、焼きたてのおいしさをそのまま冷凍で閉じ込められるパンです。忙しい朝でも、凍ったまま一枚を焼くだけで、ふわっと香る一枚が味わえます。まとめ買いして平日ぶんを冷凍しておけば、毎朝あわてずに焼きたての一枚を楽しんでいただけます。もし保存のことで迷われたら、いつでも店頭でお気軽にお声がけください。最後の一枚まで、おいしく召し上がっていただけたらうれしいです。
